①【リスクリワードとダランベール法】で生き残れ!FX資金管理の基礎から実践まで完全ガイド

RSI重要手法

こんにちは、

FXを始めたばかりの方や、なかなか資金が増えないという方に、まず一番にお伝えしたいことがあります。

それは、「手法よりも、まずは資金管理」ということです。

多くの人が、勝てるエントリーポイントやインジケーターを探し続けますが、実は長く勝ち続けるトレーダーは資金の守り方を最優先しています。

今回は、僕自身が実践している以下の3つの軸をベースに、「資金管理の本質と実践方法」をお届けします。

  • リスクリワードの基本
  • ダランベール法によるリスク調整
  • ゼロカット口座を活用した最大損失のコントロール

これからFXを本気で学びたい方、手法を覚えたけどなぜか資金が増えないという方は、ぜひじっくり読んでみてください。

リスクリワード(RR)とは?トレーダーの基本的な“勝ちパターン設計”

まずは、トレードの土台となる「リスクリワード(Risk Reward)」についてです。

これは一言でいうと、「どれだけのリスクに対して、どれだけのリターンを狙うか」という設計のこと。

たとえば以下のようなトレードをした場合:

  • エントリー後、損切りは1万円
  • 利確は2万円

このとき、リスクリワード比は「1:2」となります。

ここで重要なのは、勝率とのバランスです。

  • 1:1 → 勝率50%以上でトータル勝ち
  • 1:2 → 勝率33%以上でトータル勝ち

逆に、1:0.5のような負けやすい設計では、どれだけ勝っても資金は減っていきます。

僕は「最低でも1:1.5〜2」を基本にしています。

それだけで余計なトレードを減らせるし、利確位置にも根拠を持てるようになります。

「このトレード、1:2狙える?」

この問いをエントリー前にするだけで、トレードの精度がぐっと上がります。

ダランベール法とは?負けても冷静にトレードできる「損失回収型」資金管理

次に紹介するのが、僕が日々使っている「ダランベール法」という資金管理法です。

名前は難しそうですが、考え方はシンプルです。

ダランベール法の基本

「負けたらロットを1段階上げる、勝ったら戻す」というルールです。

運用例(1ポイント=5000円)

Screenshot
  • 1回目:負け → 2ポイント(1万円)
  • 2回目:負け → 3ポイント(1万5000円)
  • 3回目:勝ち → +3万円 → 次は1ポイントに戻す

このように、「負け続けた後の1勝で全損失を回収」できる構造を事前に設計しておくのが特徴です。

ダランベール法のメリット

  • 1勝で損失を取り返せる構造がある
  • ロットが自動で調整され、感情的になりにくい
  • 連敗中でも「次にどうするか」が明確になる

注意点:必ず「上限」を決めること!

連敗が続くとロットが大きくなりすぎて危険です。僕は「最大5ポイント(2万5000円)」までとルール化しています。

これを破ってしまうと、単なる「倍プッシュのギャンブル」になってしまうので注意してください。

ゼロカット口座×分割入金で「損失の上限を固定化」する

次にご紹介するのが、ゼロカット口座の活用と分割入金の組み合わせです。

ゼロカットとは?

「口座残高がゼロになっても、追加入金を求められない」という仕組み。海外FX業者で多く採用されています。

僕のやり方

  • 手元資金が10万円ある
  • 1万円だけ入金し、その範囲内でトレード
  • 仮にゼロになっても損失は1万円で止まる

こうすることで、常に冷静な状態でトレードができますし、「1万円がゼロになってもいい」と割り切ることで、感情に支配されにくくなります。

さらに、毎回入金するという習慣が「ゼロから丁寧に戦う」姿勢を育ててくれます。

まとめると

  • 10万円の資金
  • 1万円ずつ入金し、ダランベール法で運用
  • 損失が出たら1万円を再入金してリスタート

これだけで、大きな資金喪失を避けられる安全な設計ができます。

まとめ:手法は真似できても、資金管理は自分で設計しなければならない

ここまで、以下の3本柱で資金管理を紹介してきました。

  1. リスクリワードの設計(最低でも1:1、理想は1:2)
  2. ダランベール法(損失を回収できるトレード設計)
  3. ゼロカット口座+分割入金(最大損失を固定&メンタル安定)

僕自身、これらを実践してからトレードが安定し、「恐怖」や「欲」に流されにくくなりました。

相場では、感情が暴走した瞬間に負けます。 その感情を抑えるための最強の武器が、まさに資金管理なんです。

ぜひ今回の内容を、自分のトレードに取り入れて、“生き残るトレーダー”としての第一歩を踏み出してみてください。

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